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2017.07.18

浜松花嫁におすすめ!緊張を笑顔に変える「おまじない」の特集です

花嫁のおまじない、サムシングフォー&6ペンスコインの上手な取り入れ方

カーテンの隙間から日の光が眩しく差し込み、重い瞼をこすりながら、今日も素敵な1日を過ごせます様にと願う。女性なら誰しも、少女のころから「おまじない」を身近に感じていたのではないでしょうか。恋を実らせるおまじない、テストで良い点数が取れるおまじない…etc. 大人になって今更おまじない!?と思う方もいるかと思いますが、会社でのプレゼンを成功させたい!試合に勝ちたい!そんな気持ちの時、私たちは知らないうちに、手のひらに「人」という文字を3回書いて、すっと飲み込む仕草をしているのでは。これもひとつの「おまじない」と言えますね。私たちの生活に溢れる「おまじない」。もちろん、ウェディングにも特別な1日の「おまじない」がたくさんあります。今回は、より幸せな花嫁になる為に、秘密のおまじないをご紹介してゆきましょう。

1. サムシングフォーと6ペンスコイン

結婚式準備中の花嫁様なら、どこかで必ず1度は「サムシングフォー」という言葉を耳にしたことがあるはずです。ヨーロッパでは「マザーグース」の歌が由来となっており、200年以上前から花嫁の幸せを願うおまじないとして結婚式に取り入れられてきました。

Something New:何か新しいもの
『サムシング・ニュー』とは、まっさらな気持ちでのぞむ新生活の象徴。結婚式の当日に新調するものなら、ウエディングドレスからシューズまで、何でも良いとされていますが、一般的には白いものを用意します。新たな生活が幸せなものになりますように、という願いが込められています。

Something Borrowed:何か借りたもの
『サムシング・ボロウ』とは、幸せな結婚生活を送っている友人や隣人との縁の象徴。幸せな結婚生活を送っている人から幸運をお裾分けして頂く為に、ハンカチやアクセサリーなどを借ります。幸せにあやかれますように、という願いが込められています。

Something Blue:何か青いもの
『サムシング・ブルー』とは、花嫁の純潔や貞操、清らかさの象徴。 聖母マリアのシンボルカラーであり、幸せを呼ぶ色、慎ましさや誠実な心の象徴であるブルー。この色を、人目につかないところに纏うことで、穢れを遠ざけるとされています。ヨーロッパでは、ガーターベルトに青のリボンを飾るのが一般的とされていますが、指輪の内側にブルーサファイアを入れたり、ブーケの中に青い花を入れたりするのもお勧めです。新郎様への忠義がこめられています。

Six pence: 6ペンスコイン
『6ペンスコイン』は、英国のエリザベス女王の即位を記念して発行されたもので、かつては実際の通貨として流通していました。花嫁の左足の靴の中に1枚忍ばせておくと、二人はいつまでも豊かで幸せに暮らせられると言われています。

6ペンスコインは、イギリスで400年に渡って使用されてきましたが、残念ながら1967年に発行が終了してしまったようです。今でもロマンティックなおまじないとしての慣習は続けられており、現在の花嫁様たちにも受け継がれています。日本では本物を目にする機会は少ないですが、結婚式用として一部の企業から購入も出来るようですよ。

2. 心を落ち着かせる為の、+α「おまじない」

有名なサムシングフォーと6ペンスコインの他に、ウェディングには特別な「おまじない」が、まだまだたくさんあります。例えば、欧米では親のウエディングドレスからハンカチを作る風習があり、家族の幸せを引き継ぐとされています。花嫁様のイニシャルや、結婚式の日付が入ったハンカチも、同じ意味合いで大切に身にまとう方も多いようです。続いては、1年中グリーンを保つアイビーです。枯れることなく続いていく印象から不滅と忠実のシンボルとされています。花言葉では、「永遠の愛」、「誠実」、「結婚」とあるように、挙式セレモニーでチャペルにめいっぱい飾れば、あなたを守ってくれる守り神となるでしょう。その際に身に付けるグローブの中に、お砂糖をひとつまみ入れてみてはいかがでしょうか。「甘い結婚生活が永遠に続きます様に」とスイートな願いが込められた、花嫁様の内緒のおまじないです。

3. ゲストの皆様と一緒に楽しむ「おまじない」演出

花嫁様中心の「おまじない」をご紹介してきましたが、ここからは結婚式当日にゲストの皆様とお楽しみ頂ける「おまじない演出」をご紹介してゆきましょう!

ウェディングケーキ入刀
砂糖が貴重な時代に、豊かさと繁栄の願いを込めてお祝いの席で、甘いケーキを出すようになったのがウェディングケーキの始まりだそうです。幸せの象徴である3段のケーキには、それぞれ意味があり1段目は「参列してくれたゲストに振る舞う」、2段目は「出席できなかったゲストに振る舞う」、3段目は「二人に生まれてくる子供と分け合う」とされています。これからも大切にしたいゲストの皆様に感謝の気持ちを込めて、みんなが幸せになれます様にと願いを込めて入刀しましょう。

フラワーシャワー&ライスシャワー
挙式が終わって新郎新婦様がチャペルから出てきた際に、花びらをまくフラワーシャワー。花の香りでまわりを清め、幸せをねたむ悪魔から新郎新婦を守るという意味があります。一方、お米をシャワーのように浴びせるライスシャワーは、「お米が豊かに実るように、子孫繁栄に恵まれますように」との願いが込められています。

ブーケトス
挙式後、花嫁様が後ろ向きになり女性ゲストの皆様へ向かってブーケを投げる演出です。ブーケを受け取った女性が次の花嫁になれると言われており、「幸せのバトンタッチ」と言われています。

アーモンドドラジェ
アーモンドの実を砂糖でコーティングしたお菓子。日本ではゲストのお見送りなどで配るプチギフトとして人気です。もともとは紀元前二世紀、ローマの貴族であるファビウス家が結婚の内祝いや子供の誕生祝いとして町中に配ったのが始まり。アーモンドは枝にたくさんの実をつけることから、古くから「子宝にめぐまれる」と言い伝えられており、お祝いごとには欠かせないお菓子として愛されてきました。ヨーロッパでは「幸福」、「健康」、「富」、「子孫繁栄」、「長寿」との願いを込めて5粒を包むのが一般的です。

これから結婚をお考えの方、結婚式準備中のプレ花嫁様にも、ぜひ知って頂きたい「おまじない」をご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?結婚が決まったら、大好きな人と一生仲良く過ごしたいと誰しもが心の中で願うことでしょう。そして結婚が決まると、誰しも嬉しさが込み上げてくる反面、果たして幸せな結婚生活を送ることが出来るのだろうかと不安も感じるものです。少しでも、そんな気持ちを和らげ結婚式という特別な1日を、めいっぱい楽しむことが出来ればと、様々な「秘密のおまじない」を花嫁様たちは準備してきたという訳です。信じるかどうかは、あなた次第!幸せな未来を願い、緊張や不安から解放され、おまじないのおかげで結婚式当日を笑顔ですごせるなら、頼ってみるのも素敵な思い出の一つになりますよ。

他にも様々なウェディングの「おまじない」があります。今回ご紹介出来なかったものは、ぜひジ・オリエンタルテラスのプランナーに尋ねてみてくださいね。静岡県浜松市が誇る大自然と共に、皆様とお会いできることを楽しみにしています。お二人の結婚式が素晴らしいものになります様にと願いを込めて。それでは、また次回お会いしましょう。

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