サステナブルウエディングの紹介
浜松市の豊かな自然を、「結婚式」から未来へつなごう
1. サステナブルウエディングとは
私たちが、最近よく耳にする「サステナブル」。直訳すると「持続可能性」という意味です。一時的な利益や快適さに捉われるのではなく、長期的にみて地球環境や社会をより良くする方法を探究する考え方です。海外ではサステナブルをコンセプトにした結婚式がトレンドになりつつあり、日本では環境問題に対する意識が高いミレニアル世代を中心に話題となっています。例えば、破棄の少ない最小限の装飾を心がけ、再利用や資源の活用を取り入れ、環境への影響を考慮した結婚式。これからの地球環境のことも考えた、思いやりあふれる結婚式のスタイルです。
2. サステナブルなアイテム紹介
それでは、結婚式で「サステナブル」を、どのように取り入れていけば良いのでしょうか。さまざまなアイテムを、ご紹介していきましょう。
≪指輪≫
婚約指輪、結婚指輪には欠かせないダイヤモンド。実はダイヤモンド製造の裏側には、紛争問題や児童労働、環境破壊などの問題が潜んでいます。そこで、人、社会、自然に配慮して採掘された「エシカルダイヤモンド」の登場です。美しさの大切な要素のひとつとして、トレーサビリティ(原材料の調達から加工、流通、販売の各工程を記録し、履歴を追跡可能な状態にすること)も確保されています。贈る人や贈られた人、そして採掘や製造に関わるすべての人々が、幸せになるジュエリーを選択することで、私たちも「サステナブル」に協力できるのです。
≪招待状≫
感染症の影響で結婚式が延期になり、その度に何回も招待状を郵送するコストや手間を懸念し、招待状をweb化する新郎新婦様が増えています。たくさんの紙を使用しないエコな点に加え、ゲスト側も出欠席の返信が楽というメリットもあります。気をつけたいのは、上司や親族など、目上の方にはwebの招待状がカジュアルに感じられてしまうことも。上手く組み合わせて活用しましょう!
≪ウエディングドレス≫
花嫁様にとって、最も憧れであるウエディングドレス。オーガニック素材で作られたドレスを選ぶことで、地球環境保全につながります。生地は適度に油分を含み、しっとりとした肌触りで着心地も抜群です。また、挙式後もずっと大切に使えるように、ベビーグッズや小物入れ、リビンググッズなどにリメイクする方法もあります。下記のコラムで詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひ読んでみてください!
≪花≫
あえてリサイクルできる造花や、長く楽しめるドライフラワーがおすすめ。最近ではアレンジメントを支える「オアシス」も環境破壊につながるという点から、花瓶に活けるスタイルが増えています。
≪料理≫
化学肥料を使用しないオーガニック食材を、披露宴のお料理に用いてはいかがでしょうか。環境への負荷が限りなく少ない農法は、私たちの身体にもとても優しいです。さらに、地元浜松の食材を活かすことで、フードマイレージ(食糧の輸送に伴い排出される、二酸化炭素の量を数値化したもの)を下げることも。「食」への関心が高まりつつある中、オーガニック食材でおもてなしすれば、ゲストの皆様にも大変喜ばれるでしょう。
≪引出物、ギフト≫
手軽な価格で購入できる製品の裏側には、先進国よりも安い賃金で重労働を強いられる労働者が存在します。発展途上国の原料や製品を、適正価格で長期的に購入することで労働者の生活改善を目指そうと生まれたのが「フェアトレード」です。日本ではコーヒーやチョコレート、キャンドルといったフェアトレード認定商品が多数あります。大切なゲストにお渡する引出物、引菓子、プチギフトもサステナブルな視点で選びましょう。繰り返し使えるエコバッグの中に引出物を準備するのも良いですよ。
いかがでしたか?アイテム以外では「結婚式を挙げる場所」を探す時から、サステナブルを意識できます。式後も、いつでも訪れられる自然のある場所がおすすめです。神社だけが建つ神聖な島での結婚披露パーティ、また採掘場跡地で式を挙げられた新郎新婦様も!地元活動に力を注ぐチームと一緒にデザインし、今ではひとつのウエディングスタイルとして、その土地に根付いている地域もあります。料理も、花も、引出物も、スタッフも、「地元にあるもの」で仕上げるウエディング。サステナブルで、よりお二人らしい素敵な結婚式が挙げられるでしょう。浜松市で佐鳴湖を一望し、大自然を肌で感じられるジ・オリエンタルテラス ハイダウェイは、まさにピッタリなレストランです。スタッフ一同、皆様にお会いできることを、心より楽しみにお待ちしております。それでは次回をお楽しみに。